7月26日、夏休み1週目の金曜日、
卸町には幼稚園児2名、小学生7名、計9名の子どもが
お休みの日にも関わらず高出席率で参加してくれました。
小学生チームでは、
夏休みが始まったからといって気が緩むことなどなく、
自分の宿題にせっせと専念する子どもの姿が見られた一方、
気持ちに余裕ができたからか、集中力が散漫になりがちな子どもの姿も。
どうにかその日の勉強の目標量は終わらせるものの、
学習に身が入らず、ついついうるさくしてしまったりするようです。
壁を隔ててあちら側の幼稚園チームでも、
この日は、子どもの調子(…というか機嫌というか…汗)が開始からあまり良くなく、
大好きな折り紙でかわいいハートの腕輪を作ることから始めました。
みんなで集中して折っていると、徐々に落ち着いてきたので、
「せんせい、ゆびわ折ってー」とねだる子どもたちと『ゆびきりげんまん』のお約束。
「1こだけ、お勉強しよう。その間に、ひとりひとつずつ、折っててあげるね。」
サポーターの両手と、子どもの片手ずつで『ゆびきりげんまん♪』を歌い終わると、
気持ちを切り替え、集中してすうじプリントに取り組み始めました。
…サポーターももちろん、お約束通り、
それぞれにちっちゃい指輪を折ってあげます。
『ゆびきりげんまん』効果でしょうか、
この日は少ない量でも集中して勉強に取り組めたばかりでなく、
子どものあいだに勉強する一体感が生まれたようでした。
「学習会」である以上、幼稚園にも小学生にも、
ある程度の「きまり」があると、サポーターは考えています…
他の子に迷惑をかけない、時間は守る…などの最低限のきまりです。
だから、『ゆびきりげんまん』は幼稚園だけでなく、
みんなとしていいものなんだと思います。
(歌わなくてもいいけれど)お約束は守って、みんなで
もっともっとすてきな学習会を作っていきたいです。
お勉強後も、ハートの腕輪、もくもくと作成中。
(卸町サポーター)