2014年07月22日

夏休み??いえ、まだなんです… in 卸町

7月18日、明日から三連休♪という嬉しい金曜日、
この日の卸町には、いつもよりちょっと少なめの小学生5名、中学生1名、
計6名の生徒が参加してくれました。


夏休み前の学校が終わって、宿題もどっさり持ってくるんだろうな、
と構えていたサポーターですが、
「明日から夏休みでしょ、やったね〜!」というと
「火曜日も学校…」と、小学生生徒から予想外にがっかりした返答が…
どうやら、今年の小学生の夏休みは連休明けの水曜日からのようで、
夏休みの課題は、クラスによってはそれまで回収とされてしまったのだとか。


どうりで教室に入ってきた時の元気がないわけです(^^;)
夏休みの宿題がある子は着々と好ペースで進め、
(ある生徒はもう終わらせてしまいました!)
回収されてしまった子は、課題をこなしている生徒を羨ましそうに見ながらも
自分の三連休の課題に着手していました。


また、この日は生徒とサポーターの人数比に比較的余裕があったため、
いつも自分で課題を進めている中学生の生徒と
じっくりお話しする機会を持つことができました。


話題は、、、「虚数」!
二乗するとマイナスの符号を持ってしまうという、異次元の数iのことです。
その生徒は、小学生の頃から科学や数学が大好きで、
まさにプチ博士のように詳しく、理系サポーターも顔負けだった生徒です。
最近、空想科学についての超大作(??)を読んで刺激されたらしく、
高校理系数学のレベルを超越した異次元空間の話を
目を輝かせてしてくれました。


週ごとに身長も追い超されていきますが、
ついにサポーターを知識の面でも負かす時が来るのだなぁ
としみじみ、です。
これからの伸展に期待。


さぁ、来週こそは夏休み。
宿題頑張って、好きなこといっぱいできると良いね。
ひまわり.png
↑卸町に植えられている大きなヒマワリが、花をつけました。
サポーターが腕を伸ばしてもヒマワリに負けてしまうほど大きいんです。


(卸町サポーター)
タグ:卸町
posted by NPO法人アスイク at 14:41 | 活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月14日

時間差集中力…?? in 卸町

7月11日金曜日、夕焼けの地平線近くで、白く大きい月がきれいだったこの日、
卸町には幼稚園生1名、小学生8名、中学生1名の計10名の生徒が参加してくれました。

この日も、わいわいと学習会が始まった卸町でしたが、
集中力を巡る不思議なタイム・ラグ現象が見られた日(?)でした。

最上級生と最下級生(幼稚園生!)の集中力はいつもどおり、順調でした。

最上級生は勉強への意識や年長者の自覚が高く、
いつも黙々と打ち込んでいる立派な姿を見せてくれます。
最年少の幼稚園の子だって、『勉強』そのものがまだ新鮮なせいか、
ひとつ学習プリントを終わらせても「ねえ、つぎは??」
「これ、もっとやりたーい!」
と、サポーターが追いつかないくらいの高ペースで進んできます。

一方で、この頃すこし不安定なのが、
小学校低学年と中学年の生徒です。。。
他の生徒に引っ張られやすく、おしゃべりしている子がいると
話に参戦して、宿題に手がつかなかったり、、、という散漫さ。

しかし今回は、毎度特ににぎやかな生徒たちが、
周りがうるさい時に集中するという、今までになかった姿を見せ始めたんです。
このため、学習会が終わって、上級生含め他の生徒たちが
追いかけっこなどでわいわい遊んでいる最中、じーっと机に残って宿題をしたり、
終わり間際で幼稚園生と折り紙遊びをしていると突然、
「ね、もう一枚プリントやるっ。今から!」
と言い出したり(汗)。

なんだ、なんだ。今日は、集中してくれるのは良いことだけど、
なんかタイミング、ずれてない…??

ただ、すこしでも勉強にのめりこめるようになったのは、成長した証。
これから、今の上級生みたいに立派なお兄さん・お姉さんに向けて
どんどん良くなっていく兆しだと受け止めています。

卸町に植えてある、ロシアヒマワリのような大きな花が、
早くも黄色い花弁をのぞかせるようになりました。
このヒマワリと子どもたちの成長を重ねて見てしまう、卸町サポーターでした。


(卸町サポーター)

posted by NPO法人アスイク at 08:02 | 活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月11日

【南小泉活動報告】叱ること諭すこと

子ども 8人   サポーター 5人
7/7(月)の南小泉の活動報告です。

この日は、七夕でしたが、雨降り模様で、特に七夕の話題にもならず、いつも通りの活動でした。私が一緒に勉強しているA君も、ここまで終わらせる!と言った所までは、きちんとやっていたので、その点が、素晴らしいと思いました。

話は変わり、ここからが本題です。

学習会が終わって、父母の皆さんの迎えが来る間、子ども達と遊んだり、色々と話をしたりします。この日は、いつもよりも子ども達のテンションが高く、小学生が好きそうな言葉を発しながら走り回って楽しんでいました。

子どもとして、当然の行動ですので、許容範囲内と判断し、適度な距離感で遊びました。その際、持ち主不明の鉛筆が床に落ちていて、それに気づいたA君は、テンションが上がりすぎたためか、「この鉛筆、折ることができるよー!」と言い出したので、やんわりと、「それは止めた方がいいよ」と制止しました。



ですが、それは聞いてもらえず、鉛筆を折ってしまいました…。A君が鉛筆を折ったことに対して、私は残念な表情と共に、「折ってしまうとは、残念だよ。」と言いました。ですが、その時のA君には、あまり響いていなかった様子で、何事もなかったかのように、楽しんでいました。

学習会後、鉛筆を折ったことに対して、どう対応すべきだったか、考えました。その時は、場の空気を考えた結果、残念であることを伝えただけでしたが、本当にそれが正しい選択だったか?A君のことを考えたら、きちんと叱らなければ、ならなかったのでは?



なかなか考えが纏まらなかったので、私の子どもが同じことをしたら、私はどう対応するかを考えました。



(悩み中…)



結論としては、「耳と心を傾けること」「諭すこと」が、私が取るべき行動だったと認識しました。

第5の習慣である(興味のある方は、7つの習慣という書籍をご覧下さい)「理解してから理解される」の精神を発揮し、なぜ鉛筆を折ってしまったかという問いかけに対し、

「まずは、A君の話に親身になって耳を傾けること」

「そして、鉛筆を折ることで、誰かが悲しむかもしれないことを、自分で認識して貰えるように、コーチングすること」


つまり「耳を傾け、諭すこと」が私の取るべき行動だったと…。

人によって意見は様々あると思いますが、今後このようなことがあった場合、「耳を傾け、諭すこと」を実践できるよう心がけたいと思います。



正直な意見を申し上げると、この学習会で勉強自体を教えることは、私の最優先事項ではありません。

第一の習慣である「主体性を発揮する」ことができる人間に成長してもらえることが、最優先事項です。

そのためには、彼らの自尊心を育てることが、勉強自体よりも優先することだと思っています。主体性を発揮できる人格が形成されれば、おのずと勉強できるようになると信じています。

ですが、偉そうなことを書いて置きながら、私もまだまだ未熟者です。指導者ではなく、子ども達と同じ学習者だと思っています。ずっと未熟者で頼りないサポーターだと思いますが、子ども達や他のサポーターの皆さんと、一緒に成長していきたいです。







それと、この長文を読んで下さった方がいらっしゃいましたら、感謝致します。

読んで下さり、どうもありがとうございました。



posted by NPO法人アスイク at 17:53 | 活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする