2012年12月10日

年内最後の学習サポーター研修会

12月9日(日)は学習サポーター対象の研修会を開催しました。

毎回好評のコーチング研修と教え方を学ぶ座談会の二部構成。
コーチング研修では、視点を変えるリフレーム力と60秒コミュニケーションの
手法を学びました。
リフレームとは、物事の見方・捉え方を変えること。
たとえば・・・
理屈っぽい→知的、論理的
口下手→言葉を大切にしている
短気→行動力がある、判断力がある

言葉を言い換えるだけで、印象が全然違いますね。
まるで魔法みたいです。

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続いて、60秒コミュニケーション。
たった60秒と感じるかもしれませんが、実践してみるとなかなか話せることに実感。
リフレームと前回の研修会で学んだIメッセージを取り入れ、
子ども役、サポーター役、オブザーバーの3名1チームで学習サポートをイメージして
演習を行いました。
(Iメッセージとは・・・相手の話したことを評価するのではなく、
 私がどう感じたかを伝えること 
 例)風邪が治ったのね、よかったね+心配していたのよ・・・など)

RIMG0280.JPG

60秒コミュニケーションを実際行ってみて感じたことは・・・
・答えやすい質問で問いかける。(YESNO、やるorやらない)
・できている日を思い出させる。
・共感(大変だね)、承認(この問題できるなんて、すごいね)、
 報酬(この問題終わったら休憩しようか)が大切。

上記に共通することは、観察すること。
相手に合わせることで、尊重されていると安心し、
「また来たい」という気持ちが湧きます。
いい循環ですね。

コーチング研修会のあとは、教え方を学ぶ座談会。
数学、社会、理科の問題文を読むときに、ヒントがあるところに
印を付けながら読むようにする。
問題文が理解できると国語力が上がる。

他にも、これからの受験生対策、発達障害の子どもの覚え方、教え方だけにとどまらず、
学習会で子どもに善悪を教える、聞き苦しいことは、言われると困るということを
伝えるという一部コーチングにもつながることもアドバイスいただきました。

RIMG0287.JPG

13:00〜の研修会からあっという間の4時間半でした。

研修と座談会を受けた感想は、
リフレームは子どもとの会話だけではなく、日常の生活でも役立つと感じた、
今までは「〇〇して」ということが多かったので、
自分の気持ちを伝えることが大切だと学んだ、などの感想をいただきました。

最後になりましたが、講師をしてくださった後藤さん、
座談会でアドバイスをくださった土佐さん、本当にありがとうございました!

そして研修会後は、子どもたちと一緒にクリスマス会を行いました★
詳細はクリスマス会のブログにつづく・・・!!

(和田)
posted by NPO法人アスイク at 20:19 | 活動報告(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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