2013年06月25日

ヤギのチーズをつくって食べよう!

6月22日(土)はアスイクの子どもたちを対象とした、特別講座を行いました。
子ども3人、サポーター5人、宮教大の自然フィールドワーク研究会「YAMOI」
の先生と学生が7人という小規模な講座になりましたが、みんなとっても楽しんでくれました。
動物といっぱい触れ合う時間があり、少人数ならではの濃い体験ができたのではないでしょうか。


今回の特別講座は宮城教育大学で、ヤギについて学びました。

まずは子ヤギのアオバくんと一緒にお散歩しました。
子ヤギでしたが、けっこう力が強い!!
子どもたちは引きずられないように、しっかりと手綱を握ります。

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つぎはヤギに餌やりをしながら触れ合うはずが…
子どもたちはヤギの小屋に一緒にいたウサギに興味津々。
ウサギともしっかりふれあいました!

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アスイクのサポーター兼YAMOIのお兄さんは、
お父さんヤギのツヨシくんと相撲をとりました。
う〜ん、お互いになかなか強かったです。

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ヤギとのふれあいの後は、乳しぼり。
お母さんヤギのユキちゃんの登場です。

みんな初めての乳しぼりで、ドキドキ。
最初はうまく搾れませんでしたが、段々とうまくなり、
いっぱいミルクを絞ることができました!

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さあ、次はいよいよチーズづくり!!
みんなで力を合わせてチーズを作ります。
まずはミルクを温めて、飲んでみました。
う〜ん。ヤギのミルクってなんか匂いが…
と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
匂いもなく、おいしい!!

ヤギのミルクは栄養価が高いうえに吸収もよく、
アレルギーで牛乳が飲めない人でも飲めるそうです。
子どももゴクゴク飲んでいました〜。

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そのあと、酢を入れて、水分を取って、塩を入れて、一晩寝かせて…

ん?一晩?!

ということで、YAMOIの方々が前日に作ってくれたチーズをみんなで食べました。
みんなで一緒に作って食べると、いつも食べているチーズよりもおいしく感じられますね。


その後は、ヤギについてのお勉強。
野生動物と家畜の違いについてや、ヤギによる環境破壊の実例について学びました。

ヤギは一日に5トンもの草を食べるそうで、生態系のバランスに大きな影響を与えるんだそう。
現在、小笠原諸島ではヤギによる食害が大きな問題となっていることを聞いた子どもたちは驚いていました。

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講座の最後は
楽しかった!ヤギが環境破壊するんだね!ウサギがかわいかった!といった感想が。
今回の特別講座はサポーターの企画でしたが、企画したサポーターもうれしそうでした。

子どもが楽しんでくれて、ヤギについて知ってくれてよかったなあ、と思います。

今後の特別講座も楽しみですね!


(松橋)
posted by NPO法人アスイク at 18:14 | 活動報告(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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