2月17日(月)の活動報告をします。
この日は,子ども10人,サポーター8人での学習会になりました。
今回から,南小泉拠点では学習会をよりよいものにするために, 3つのことを確実に実行していくことを決めました。
それは,@子どもの目標に対しサポーターも目標を立てること,Aそれが達成できたか振り返ること,B担当以外の子どもの様子も観ることです。
私が担当している小学2年生の女の子の目標は,「漢字をがんばる」でした。
そこで私は,「楽しく飽きずに取り組めるようにサポートする」という目標を立てました。
具体的には,その子が最初に意欲を見せた漢字のドリルの他に,5問テスト,書き順組み立てクイズを作成したり,休憩の時間を二人で相談したりしました。
そのことで,様々な姿勢から漢字に興味を持って,飽きずに学習できるように配慮しました。
その子は,私が出した熟語の問題に対し,「【たいりょく】は,【からだ】の【ちから】だから・・・【体力】」「【ぜんご】は,【まえ】と【うしろ】だから・・・【前後】」というように,しっかりと意味を考えて解くことができていました。
集中力がなく友達に頻繁に話しかけてしまう日もあるこの子にとって,今日立てた目標は十分達成できたといってよいのではないかと思います。
自分も明確な目標を持って取り組むことで,少しでも学習会を内容の濃いものにできるということを感じました。
同時に,もっと工夫したり気を配ったりする必要があると気付くことができました。さらに,一人ひとりの子どもの性格や普段の様子によって目標は異なること,その日その日のアプローチも少しずつ異なるものにする必要があることを認識してサポートしていきたいと思いました。
学習会後の反省会も充実したものとなり,一人ひとりの子どもの良いところや課題を共有して共に考えることができて,とても良かったと思います。
しかしながら,まだまだ担当の子どものことで手一杯になっているのが現状です。
サポーター個人が悩みを抱えるのではなく,『子どもたちをサポーター全員でみる』という姿勢を大切にしていきたいと思います。
(南小泉サポーター)
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