この日は子ども8人、サポーター6人と、南小泉としてはいつもより人数の少ない学習会になりました。
参加した子どもたちは元気いっぱいで、サポーターと楽しそうに学習に取り組んでいる様子が見られました。
いつも私が担当している子がお休みだったので、今回は4年生の子のサポートをしました。
最初は「塾の宿題を頑張る」という目標を立てていたのですが、学習会が始まると別のプリントに取り組みたいと伝えてきました。
話を聞くと、塾の宿題は期限に余裕があり、子どもも別のプリントに学習意欲を見せていたので、この日は子どもの意思を尊重し、目標を変更して学習に取り組ませました。
次回は始めから見通しを持った目標が立てられるようにしていきたいです。
プリントは小数のかけ算の問題で、式を見るとスラスラと解いていました。
計算能力が非常に高く、塾ではすでに6年生の算数の問題を解いているとのことでした…!
応用力は十分にあるので、習ったことを復習する機会も与えたいと思い、途中で4年生の計算ドリルを持ってきました。
子どもはドリルを見ると「それやってみたい」と話したので、目標を達成したところでドリルに移行しました。
一問一問確実に解いていたので、今まで学習してきたことも定着しているのだなと感じました。
落ち着いた様子で、終始意欲が感じられるような発言をしながら学習に取り組んでいました。
学習会後の反省会では、子どもに合った学習環境があること、子どもが使っている教材等について話し合いました。また、サポーター自身の反省点として、熟語の意味の教え方、筋道を立てた話し方ができるようにするための支援等について挙げられました。
私が今回担当した子に焦らずに対応できたのは、毎回の反省会で子どもたちの様子を共有していたからではないかと思います。改めて反省会の大切さを感じるとともに、子どもの様子を的確に捉えて話すことのできているサポーターの皆さんが素晴らしいなと思いました。
皆さんを見習いつつ、来週からの学習会も充実したものとなるように励みたいと思います。
(南小泉サポーター)
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