11月10日(月)の活動報告です。
この日は、子ども6人、サポーター4人の学習会になりました。
私が担当した子は、「学校で学習している内容をサポーターに伝える」という目標を立てました。
最近、取り組みたい問題等を持ってこないという状態が続いていたため、少しでも学習に意欲を持てるように私が提案をしてみたことからです。
まずは、数学。
学校で習った一次方程式を教えてくれました。
2つの問題を出し「これもできるかな?」と話すと、正しく解けていました。
できていることを確認すると、嬉しそうにしていました。
できることを「できる」と一つずつ確かめることは、自分の力を実感するということであって、とても大切だと思っています。
次に、英語。
英単語を覚えることに苦手意識を感じていることを話してくれました。
どうしてその教科をやりたくないのか、なぜやる気が出ないのか。
それを無視してしまっては前に進むことはできません。
この子のように、「発音はできる!でも、単語を書くことができない…。」というように、自分と向き合い自分の状態を理解することは、苦しいことですがとても重要なことだと思います。
課題が見えたので、まずはできること「発音」をし、それをカタカナで書くことにしました。
次に、@自力で英語を書く、A辞書で調べて直す、B覚え方を考える…という順で取り組んでいきました。
スモールステップで学習を楽しく進めていけるようにすると、最後は何も見ずに英単語を正しい綴りで書くことができました。
その子は「全部当たるってすごい!」と驚き、そして喜んでいました。
(ただ、やる気が出てきたら、アルファベットと発音を照らし合わせて正しく理解し、英単語を書けるようになればいいなと考えています。)
勉強に取り組むときに、やる気が出ないことが誰にでもあると思います。
「嫌だな」と苦しい気持ちを無視して、無理に勉強に取り組んでも、ただ辛いだけではないかと思います。
せっかく勉強をするなら、楽しくやりたい!子どもたちにも楽しんでほしい!
今後も、この願いを持って、子どもたちの「やる気」を引き出せるよう、楽しく勉強をする方法について一緒に考えていきたいと思います!
南小泉サポーター
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