フルメンバーで幼稚園児1名、小学生8名、中学生2名の生徒が参加してくれました。
大教室ではこの日も、
小中学生が相変わらずの調子で勉強していました。
来て少しお友達とおしゃべりしたのち、ぼちぼちと宿題を広げ、
分からない箇所はサポーターを呼んで一緒に解きます。
この日は特に低学年チームの勉強スピードが早く、
あっという間に宿題を終えてしまいました。
いつもならサポーターが準備していたテキスト教材を解くのですが、
この日は二人の生徒から「こんな問題やりたい!」
とリクエストを受け、お手製問題をすることになりました。
小1の子は「前やったんだけど、こんなのやりたいんだぁ」と
4行4列のマスと数字を書いて、
百マス計算がしたいと伝えてくれました。
小2の生徒は、習いたてのかけ算問題。
ただし、まだ3と5の段しか覚えていないのでそこだけ。
お手製だと、生徒にあったレベルや問題数のプリントを作れます。
少し手間はかかりますが、既存の問題にはない良さですよね。
生徒も、サポーターの作った問題を一生懸命に解いてくれます。
小学校に入って間もないときは
学校で与えられた宿題で手一杯だったのに、
今や自分からやりたい勉強を指定してくるように。
学習に対して主体的になってきた証拠ですね。
勉強好きになる予感がします。
さて、実は卸町、
今月いっぱいで活動を終了することになっているんです。
仮設住宅の終了予定を前に、
生徒も続々と仮設外に引っ越しはじめており、
生徒数が少なくなったことが理由です。
このブログ原稿を掲載するのも残すところ2回となります。
2年半のあいだ活動を支えてくださった多くの方々への感謝の気持ちを胸にしながら、
生徒たちといられる残り少ない時間を大切にしていきたいです。
(卸町サポーター)
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